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出来事と音楽と☆ [雑感]

日常の中にある「音」と「音」を組み合わせると「楽しくなる」・・・・だから、色んな音を組み合わせたものが「音楽」っていうのでしょうか?
これは、私の勝手な考えです。

でも、音楽って凄くないですか?
自分の気持ちや、その時の状況を言葉で説明出来なくても、音楽では気持ちや状況を伝える事が出来るんですものね。

自分の人生の中の出来事で、その時の気持ちを現すのにピッタリの音楽ってありませんか?

私は、何故か永久の別れの時が近づいた時、音楽が流れて来るんです。

その初めての体験は、父が亡くなる時でした。
亡くなる時というか、父が病院に運ばれて亡くなるまでの一週間、毎日病院へ通ったのですが、その時車を運転していると、必ず私の頭の中を流れていた曲が、ポルノグラフィティの「ハネウマライダー」でした。

http://www.youtube.com/watch?v=epXfcahUIjQ

娘に言ったら、「ハネウマライダーは、車じゃなくてバイクだから変じゃない?」なんて、百も承知な事を言われました。(^^;)
そう、乗り物ではなく、「気持ち」なんですよね。
多分病院へ向かう私の気持が、ポルノグラフィティの「ハネウマライダー」だったんだと思います・・・いや、車の運転が大好きだった父を思っての事だったのか・・・・未だになんで音楽が私の頭の中で流れ出したのか今でもわかりません。

しかし、また音楽が流れたんです。

次は、Kenが亡くなる時でした。
辛そうにしているKenの身体を擦りながら、「がんばれ」と言ってはKenの手を握って励ましている中で、またもや私の頭の中に流れ出した音楽。
それは、いきものがかりの「ありがとう」でした・・・・

http://www.youtube.com/watch?v=IK7ulOaVavM


あっ・・・
ダメだ、ダメだ!!
また、泣けて来る。(/ ;)

なんなんだぁ〜
あぁ〜無理。(; ;)


本当は、思い出して泣くつもりじゃなかったんですけど、自然と涙が流れて来て止まらないです。
PCの画面見えない。(/ ; )


なんで、この話を書いたかと言いますと、先日この本を読んだんです。

「虹の岬の喫茶店」

IMG_0285.JPG

この本、映画化されるんじゃなかったかな?
違っていたかな?
違ったらごめんなさい。

この内容は・・・・

小さな岬の先端に建つ喫茶店には、年老いた女主人が一人でこの店を営んでいた。
彼女は、画家だった亡き夫が描いた1枚の絵に描かれた虹を見るために、毎日この岬からその虹が出る日を楽しみに暮らしていた。
そして、彼女の店は「おいしい珈琲と音楽」が売り。
心に傷を抱えた人々が、この店へ引き寄せられる様にやって来ては、彼女の淹れる美味しい珈琲と、彼女の選択する音楽・・・・

陶芸家とその娘には「アメイジング・グレイス」
就職活動中の学生には「ガールズ・オン・ザ・ビーチ」
研ぎ師の泥棒には「ザ・プレイヤー」
彼女に気持ちを伝えられないまま静に去って行った常連客には「ラブ・ミー・テンダー」

お客さんは、自分の為に選択してくれた音楽を聞き、彼女と話をしながら美味しい珈琲を飲む事で、心が癒され前向きな気持ちになって行く。

この話の中で、私が涙を流したのは、この話の最初に出てくる陶芸家とその娘がこの岬に建つ喫茶店に行った時の話。


陶芸家は、妻を病気で亡くし、残された幼い娘との生活を始めようとしていた時、娘が窓の外に虹を見つける。
そして、その虹は何処から出ているのか追いかけたいという娘の言葉に、父と娘は虹探しの冒険へ出掛ける事になった。
車に乗っていると娘が「何かCDをかけて」というので、CDを掛けるとそこから流れて来たのは、スピッツの「春の歌」。

(御存知ですか?ご参考までに)
http://www.youtube.com/watch?v=94uxNQqmknk

これは、妻の好きな曲。
そして、流れて来る歌詞は、まるでこれからの自分と娘を応援するかのような曲だった。
車を走らせていると、この歌の歌詞の中に出てくる「長いトンネルを越えると・・・・」と同じ場面が・・・
そして、そのトンネルを越えた時「おいしいコーヒーと音楽♪  岬カフェ」の文字が見え、立ち寄る事にした。

そこで、一杯のコーヒーとジュースを飲む。
店の中を見渡すと、壁に飾られた絵が・・・・
その絵の中に、とっても素敵な虹が描かれていて、それを見つけた娘は父親に「自分の心臓の音を聞いてという。
父親は、娘の胸に耳を当てるとそこからスキップする様な弾んだ音が聞こえて来た。
それは、娘の「パッピーの時のドキドキ」の音だった。
その姿を見ていた、女店主はその娘に「おばちゃんも聞かせてくれる?」というと、娘は快く承諾。
女店主も、娘の「パッピーの時のドキドキ」を聞かせてもらった後、この父親と娘の妻で母親が亡くなった事を知る。

そして、そっと厨房へと消えた女店主が選んだ音楽が流れてきた。

ケルティック・ウーマンの「アメイジング・グレイス」
http://www.youtube.com/watch?v=HsCp5LG_zNE

直訳すると「驚くほどの恩恵」と言う意味になる。
「人間は、生きているうちに色々と大切な物を失うけれど、でも一方ではアメイジンググレイス(驚くほどの恩恵)を授かっているのよ。その事にさえ気付けたら、後はなんとかなるものよ。」と言った。

「驚くほどの恩恵」それは陶芸家に取っては、妻が残してくれた娘なのだ。

それを聞いて、とても幸福感に満たされた気持ちに包まれた。
父親と娘は、この店で素敵な虹を見つける事も出来、「虹を探す冒険」を終えた。


長々と書いてしまい、すみません。
でも、本当に心がほっこりする話で、読んでいてジワジワと涙が流れて来たんです。
陶芸家の娘の希美ちゃんが、とっても素直で純粋で・・・・娘を守って行こうとするおとうさんもとても素敵で・・・・

うん、うん。よかったなぁ〜

アメイジング・グレイス・・・・驚くほどの恩恵。
失ったものばかりに目がいってしまうけれど、ちゃんとみれば失ったもの以上に得ているものって沢山ありますよね。

音楽は人生に連動している事が多いんですね。(多分)



今回随分長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございます。(^^)




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コメント 10

小梅姉

まだまだ、涙が溢れてくる気持ち、わかります。
こうして、ブログを更新しているMieさんを、きっとあたたかく
見守ってくれていると思います!(^^)
by 小梅姉 (2014-01-16 17:20) 

ナビパ

自然に出る涙はどんな宝石の煌めきよりも美しいと思いますよ。きっとkenくん喜ばれていると思います。d(^_^o)
by ナビパ (2014-01-16 18:24) 

Mie

小梅姉さん

ごめんなさいね。
皆さんに読んで頂くブログだから、パッと明るく楽しいものを書こうとするんですけど、今の私・・・どうしてもこんなことしか書けなくて。(- -)

でも、父が亡くなった時に思ったんですけど、大切な命の最期を見届けた時って、とても心が正直になっている様で、今まで見えなかった事や感じなかった事に気付いたりするんですよね。(^^)

そして、残された者は人間として少し成長する様に思います。

Kenは、少しだけ成長したママを褒めてくれるかしら?(^^)

by Mie (2014-01-16 18:27) 

Mie

ナビバさん

ありがとうございます。
いつまでも、めそめそしていてはいけないと思っているんですが・・・・
気持ちの中では「平気」と思っていても、突然流れ出す涙には自分でも驚きです。
そろそろ四十九日。
この世界へ居られるのも後僅かとなりました。

気持ちをしっかり持って、Kenが心配せずに旅立てるよう頑張ります。(^^)

by Mie (2014-01-16 18:38) 

メグちゃん

Mieさんには私の知らない世界をたくさん教えてもらいますね。
本の内容がとっても胸に迫るものがありました。
本当に人間は、というより私は今の自分の置かれている時間を
嘆いたり、悲しんだりすることが多いのですが、気がつかないうちに沢山の恩恵を受けています。
失くした家族にもどれだけ支えられたいたか・・・・
両親や可愛がっていたペットたちにはお礼を言い尽くせないくらい支えてもらっていました。
今度は私が誰かの支えになっていけたらいいのですが・・・・。
by メグちゃん (2014-01-16 19:52) 

エンジェル

ken君の四十九日そろそろなんですね。。。
早いものですね〜でもMieさんまだまだしばらくは泣けて来ますよ。。。焦らずゆっくりとご自分の心を癒して下さいね。

この本は亡くなった家族の事を思い出させてくれ、そして、それがいかに素晴らしい家族だったか、今でもを改めて感じさせてくれるお話のように思います。私も読んでみたくなりました。。。映画化されると嬉しいな〜いつも素敵なお話を紹介して下さってありがとうございます!!
by エンジェル (2014-01-16 22:45) 

Mie

メグちゃんさん

いえいえ、教えるなんて・・・・
実際には、私も教えてもらっているんです。(^^)
人間て、多くの人は得たものより失ったものを数えがちなんですよね。
特に辛い時は・・・
でも、辛い時こそ得たものを数えるとその多さに驚くでしょうし、数が少なかったとしても、その中にはきっと数とかで比較出来ないくらいの素晴らしい恩恵を授かっている事に気付くと思います。(^^)

今、メグちゃんさんはとても大変な思いをされている事と思います。きっと私が想像出来ないくらい。
でも、そんな中でミルキーちゃんと言う家族が増えたり、メグちゃんさんを労って下さるお嬢さん方やお孫さんがいる。
これって驚くほどの恩恵を授かっている事になりますよね。(^^)
だって、この恩恵は誰でも受けられる事ではないのですから。
(^^)

「今度は私が誰かの支えになっていけたらいいのですが・・・・。」

もう、メグちゃんさん 支えになっているじゃないですか。

ご主人のお母様の介護を!!
今は、それで十分ですよ。(^^)

なんて、私が偉そうに言う事じゃないですね。
すみません。(^^;)


by Mie (2014-01-17 07:07) 

Mie

エンジェルさん

まだ、泣けますか?
涙って、「悲しい」とか「寂しい」とおもった時に流れるものだと思っていたんですが・・・違うんですね。
涙って、意識を自覚していなくても流れるのだってこと、Kenを亡くして初めて知りました。

でも、悲しいですよね。
考えてみれば、13年間ずっと一緒にいたんですから・・・・
娘だって、幼稚園に通う様になったら親と離れている時間が出来て、それは成長と共に離れている時間が長くなって行きますが、Kenとは、殆ど離れる事なく13年間を過ごして来ましたから、Kenが側に居ない時間があるなんて考えられませんでした。
きっと、涙のない日はないのかもしれません。


この本は、岬の喫茶店を舞台に、何人かの話になっています。
私の紹介した話の他にも、今就活をしている人にも参考になると思われる話や、仕事や家族を失い自分のプライドも無くしそうになる男の話など、読むときっとそれらの一つに何かを感じるものがあると思います。

そう。
映画化されると思うんです。
多分、吉永小百合さんがプロデュースだったか監督?だったか・・・ちょっと定かじゃないんですか、確かテレビで聞いたような記憶があります。

もし映画化されたら、私観に行きます。(^^)
by Mie (2014-01-17 07:35) 

ピュアリン

Ken君のこと 思い出したら泣いてしまいますよね
ズーと一緒に暮らしていて まだそばにいるような感覚は
そんなに簡単になくならないと思います。
いつまでも 思い出してもらってKen君は幸せですよ

いきものがかりの「ありがとう」私も大好きな歌です。
曲が流れると その時の事が鮮明に
甦って来る歌 私にもあります。
歌って時を感じさせてくれますね。

いつもながら Mieさんのブログは色々と
内容があって 素晴らしいと思います。
Mieさんの紹介の本読んでみたいな~って
思いながら あまり読まない私はそのままに
なってしまうのですが・・・・・(涙)
ブログで読ませてもらって
ちょっと物知りになった気分になっています(笑)
by ピュアリン (2014-01-18 15:38) 

Mie

ピュアリンさん

本当に、いつまでも涙はなくなりませんね。
めそめそするつもりはないのですが・・・・
でも、13年間一緒にいたのですから仕方ないのですよね。

ピュアリンさんにも、思いでが甦ってくる音楽がありますか?
そうですよね。
人間の記憶って、音楽とか匂いから甦ることって多いですよね。
「ありがとう」は、本当に素敵な歌です。
素敵な音楽だから、聴くと尚更なけてくるんですよね。(^^;)


私、本の話を上手く出来なくて・・・伝えたい事が沢山ありすぎて上手くかけないのですが、それでも「読んでみたい」とか「物知りになった気分」とかって行って頂けるととても嬉しいです。(^^)

実際に読んで頂かなくても、私の読んだ本の話をきいて、読んだつもりになって頂けるだけでも嬉しいです。(^^)


by Mie (2014-01-18 17:47) 

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